クリックヒートマップは、Webサイトのリンクの効果測定に最適です。
サイトのナビゲーション、メニュー、フォームのボタンなど、リンクはページ内の至るところにありますが、それぞれのリンクがユーザビリティにどう影響しているかを確認する必要があります。
Mouseflow社のトップページでは、右上のナビゲーション・リンクが白く表示されており、クリックが集中していることが分かります。 また、画面中ではリンクではない(クリックしても意味が無い)場所で白く表示されているエリアもあります。 これは訪問者がその場所をクリックできると勘違いしているか、そこをクリックすればもっと情報が得られると期待していると考えられます。
ページ内の各リンクはクリックされることを期待して設置されており、リンク以外の場所でクリックされているということは訪問者の行動を阻害している可能性があります。 良いデザインである条件の1つは、ページには必要なものだけがあり、余計なものはないことです。
Mouseflow社のトップページにはたくさんのパーツがあります。以前はもっとたくさんあったのですが、A/Bテストを繰り返し、レイアウトやパーツの設置箇所を改善してきたのです。
クリックヒートマップを使って、ページのレイアウトが期待通りになっているのか確認しましょう。
クリックヒートマップを見る時の質問:
- 重要なパーツは期待通りにクリックされているか?
- あまり重要でないパーツはどれくらいクリックされているか? 重要なパーツのクリックを邪魔していないか?
- 他と比べて極端にクリックの多いパーツはあるか? なぜクリックが多いのか?
- 訪問者の興味をより引き出すために、ナビゲーション・リンクの順番/構成を変える必要はないか?
- フォームに不要な項目はないか? 明らかにクリックの少ない項目があれば、それはなぜか?
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